今回は『冷えと体の不調シリーズ』
第4回目「自律神経」
季節の変わり目に乱れやすい「自律神経」と冷えの関係
朝晩がすこ~し涼しくなり、日中との気温差が大きくなる季節。
この時期になると、体のだるさや不眠、気分の落ち込みなど 「自律神経の乱れ」 による不調を訴える方が増えてきます。
実はこうした症状の背景には、「冷え」 が関係していることがあります。
冷えと自律神経のつながり
自律神経は、体温や血流をコントロールしている大切な神経です。
体が冷えると「熱を逃さないように」と交感神経が働きすぎてしまい、緊張状態が続きます。
その結果、眠りが浅くなったり、肩こりや頭痛、胃腸の不調などが出やすくなります。
逆に、リラックスをつかさどる副交感神経がうまく働けなくなることで、「休んでも疲れが取れない」という状態にもつながってしまうのです。
自宅でできる冷え対策と自律神経ケア
自律神経を整えるためには、まず 体を冷やさないこと が大切です。
夜はお腹や腰を冷やさないように腹巻きをする
足首をレッグウォーマーで守る
就寝前に温かい飲み物(カフェインレス)を少し飲む
さらに、呼吸も大きなポイントです。
眠る前に 深呼吸をゆっくり3回 するだけでも、副交感神経が働きやすくなり、リラックスモードに切り替わります。
冷えを軽く見ないで
「少し冷えただけ」と思っていても、自律神経には大きな負担になることがあります。
季節の変わり目に体調が崩れやすい方は、冷え対策をしながら、自律神経をやさしく整えてあげましょう。
次回は「不眠と冷えの関係について書きます」
冷えと体の不調シリーズ最終回です。お楽しみに(^_-)-☆