「良い姿勢」「悪い姿勢」と言いますよね。
良い姿勢って何?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「良い姿勢」とは、
横から見た状態・・・耳、肩、股関節の出っ張り(大転子)、くるぶしの少し前が一直線になっている状態
写真を撮ってもらうとご自分でも確認できると思います。
この基準から肩が前にでてしまうと「巻き型」「猫背」
大転子が前にでてしまうと「反り腰」
大転子が後ろに出てしまうと「円背」
肩が後ろ、大転子が前にでてしまうと「スウェィバック」
※スウェィバックは、猫背と反り腰が合わさった様な姿勢のことです。
私たちは地球の重力に対して立位や座位といった姿勢を保持しているだけで、筋活動があります。
抗重力筋や姿勢保持筋と言われています。
運動などで意識して働いているのではなく、無意識化で働いている筋肉です。
この筋肉は、毛細血管とミトコンドリアが豊富に含まれています。
血液で運ばれた酸素と脂質をミトコンドリアで燃焼させて収縮する為、持久力に長けています。
良い姿勢を保持している時は、抗重力筋の活動が正常に働いてくれています。
その為、体に変な負担や疲れなどがありません。
私たちは、抗重力筋を使わなくても骨や靭帯を使って姿勢を保持することも出来ます。
これは一見楽な姿勢ですが「悪い姿勢」です。
悪い姿勢が続くとどうなるでしょうか。
ずっと下向きが続けば、重たい頭を首や背中で支えるので首や肩の辛さが出てきます。
腹筋を使わなくなると、お腹は出てきてしまう、腹筋が低下するので腰痛が起きやすくなります。
巻き型になると、循環不良になるので、身体のむくみや疲労感が抜けにくくなります。
良い姿勢が続くとどうなるでしょうか。
筋活動が行われているので、身体に変な負担がかからなくなります。
代謝の向上や見た目も若々しくなります。
ずっと悪い姿勢が続いていた方が、いきなり良い姿勢を無理やりとろうとするのはおススメしません。
違うところが無理して頑張りすぎてしまうことがあるからです。
巻き型を直そうとして、肩に必要以上に力が入ってしまったり。
骨格の歪みや関節の可動域を出して、体を整えることをおススメします。
是非一度ご自分のお身体の状態を確認してみてくださいね☆
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