股関節ってどこにあるかご存じですか?
骨の画像を見て頂くと見つけやすいと思います。
大腿骨(太ももの骨)と骨盤から構成されている関節です。
胴体と両足をつなげており、人体の中で最も大きい関節構造となっています。
大腿骨の先端に骨頭(こっとう)と呼ばれる球状の部分が、骨盤側で骨頭の受け皿になる寛骨臼(かんこつきゅう)というくぼみにはまり込む形状となっています。
体重を支えたり、歩いたりするのに重要な役目があります。
その為、強い靭帯やたくさんの筋肉が覆っているので、股関節は安定され、また、様々な動きを可能にしています。
とても優れものですね!
更に、大腿動脈という太い血管が下半身へ血流を送っていたり、鼠径リンパ節というリンパ節、太い血管もいくつか走行しています。
股関節の動きはどんなものがあると思いますか?
・曲げる(屈曲)
・後ろに伸ばす(伸展)
・外側に開く(外転)
・反対側へ開く(内転)
・外側へねじる(外旋)
・内側へねじる(内旋)
動かせる方実際に動かしてみてください。
股関節を屈曲した時に、膝も一緒に曲がっていませんか?
股関節を伸展した時に、膝も一緒に曲がっていませんか?
股関節が硬い人は、腰も反ってしまうかもしれません。
筋肉には、一つの関節だけを動かす単関節筋と二つの関節を動かす多関節筋があります。
もちろん股関節周囲にも単関節筋と多関節筋が存在します。
その為、股関節に問題が起こると、その周囲にも問題が生じてしまいます。
股関節は動きの大きい関節ですが、硬くなってしまうと、腰や膝が股関節の代わりに過剰に働きます。
必要以上に働かなけれがならないのでオーバーワークとなり、膝が痛くなったり、腰痛が起こったり。。。
それだけではありません。
股関節が硬いと身体に及ぼす影響はどんなものがあると考えられますか?
・腰痛
・膝の痛み
・お尻の痛み
・骨盤の歪み ※骨盤の歪みについては後日詳しくご説明します
・冷え
・むくみ などなど
日常生活で起こりやすい物が多いですよね。
でも、逆に股関節の硬さをとってあげるだけで改善するものも多いということになります。
上記の症状でお悩みの方は、実は股関節が原因であることも多いと思います。
その辛さを諦めずに、一度お身体の骨格調整をしてみてくださいね☆
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