「リンパについて 1」の続きです。
リンパ管の中を流れている「リンパ液」って何だかご存知ですか?
【リンパ液】
リンパ液の主成分は、血液中の血漿です。
心臓から出た血液は抹消細胞に酸素と栄養を届けているのは、前回お話しました。
届け終えた血液は、ほとんどが静脈に流れていきますが、戻れなかった水分を組織液と言います。
全身の細胞は、この組織液に浸った状態で存在しています。
この組織液の一部が毛細リンパ管に入り、リンパ液となります。
また、細胞から出た老廃物や細菌、ウイルスなども含まれています。
【リンパ節】
リンパ節って聞いたことありますか?
毛細リンパ管は何度も途中で合流を繰り返していますが、合流する部分にリンパ節があります。
リンパ節には、リンパ球や免疫細胞(多くは白血球の仲間)が集まっています。
リンパ管の中を流れながら、全身を巡っています。
細菌や有害物質、異物の侵入を確認すると、免疫細胞たちが戦います。
免疫細胞が異物などを攻撃・破壊し、食べつくしてくれる為、キレイになって流れます。
リンパは身体にとって下水道であり、浄水場のような存在であると言えます。
リンパ節はどこにあるでしょうか。
・扁桃
・耳周辺
・顎下
・鎖骨
・頸部
・脇
・腹部
・鼠径部
・膝裏
よく風邪をひくと扁桃腺が腫れます。
免疫細胞とウイルスが戦っているってことですね。
むくみでマッサージをする際は、まずリンパ節を軽く刺激してあげると流れやすくなります。
身体のしくみを少し理解しておくことって大切ですね☆
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