ブログ画像肩の痛みと猫背は多くの現代人が抱える共通の問題です。そして時に互いが悪影響を及ぼし合うこともあります。
長時間のデスクワークやスマホの使用により姿勢が悪くなりがちな現代社会では、猫背が原因で肩に負担がかかり、慢性的な痛みを引き起こすことがあるのです。
今回のブログ記事では、肩の痛み改善のためには猫背を改善すべき理由ついて詳しく解説します。
【猫背は肩に悪影響!?】
繰り返しとなりますが、猫背は肩の痛みを引き起こす主な原因の一つです。
猫背姿勢では背中が丸くなるだけでなく、腕の骨(上腕骨)が前方へ変位して関節自体に過度な負担がかかります。これにより靭帯組織や筋肉に炎症が生じ、肩こりや肩の痛みが生じるのです。
そして猫背姿勢では肩甲骨の可動域も大きく低下するケースが多く、通常の動作でも肩関節がオーバーワークとなってしまうのです。
【猫背を改善する方法】
肩の痛みを軽減し、猫背を改善するために日常的にできることはいくつかありますので紹介しましょう。
1.大胸筋のストレッチ
大胸筋は上腕骨と胸部(肋骨)を繋ぐ大きな筋肉です。デスクワークなど腕をあまり使わない生活が続くと筋肉は短縮しやすく、それによって腕は内巻きに引っ張られてしまいます。
そのため大胸筋の柔軟性を高めることは猫背を改善に大きく役立つのです。
2.胸椎のストレッチ:
胸椎とは胸部にある背骨の総称で、肋骨と接続しており身体を反らしたり捻ったりする際に可動します。しかし運動不足によって呼吸数が上がらない生活が続くと肋骨の可動域が低下し、結果として猫背姿勢へと変化してしまうのです。
3.体幹トレーニング
身体を支えるためには腹圧を意識した体幹トレーニングが欠かせません。
猫背姿勢は文字通り背中が猫の様に丸くなった状態ですが、背すじを伸ばすだけでは改善は見られません。腹部の緊張(腹腔内圧;IAP)を高めてつぶれない姿勢作りをしなければ、背骨を真っ直ぐに保つことはできないのです。
【まとめ】
いかがでしたか?
肩の痛みと猫背は密接に関連しています。日常的なストレッチやエクササイズ、正しい姿勢を保つことで肩の痛みを軽減し、猫背を改善することが可能なのです。
肩の痛みや猫背に悩んでいる方は、ぜひこれらの方法を試してみてください。
また局所的な痛みにはこのような鍼治療も行っております。
山戸
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