日常生活や仕事における肘痛は多く見られ、最近では女性からのご相談を多くいただきます。
この背景としてデスクワークなど指先を多く使ったり、家事や育児など物を抱えたり子どもを抱っこするなど腕に過剰に負担がかかってしまうからと考えられます。
鍼灸治療はこうした肘の痛みに対して有効な治療です。本ブログ記事では肘の痛みに対する鍼灸治療の効果やその方法について詳しく解説します。
【肘の痛みの主な原因】
肘の痛みはテニス肘(外側上顆炎)やゴルフ肘(内側上顆炎)などと呼ばれます。肘の内外側には指や手首を動かす筋肉が付着しており、過度の使用や不適切な動作によって炎症を起こすことから発生します。
【鍼灸治療の効果】
鍼灸治療が肘の痛みに効果的である理由を解説致します。
痛みや炎症の軽減:患部に鍼を打つことで、痛みを引き起こす物質であるプロスタグランジンの生成を抑える、エンドルフィンなどの自然な痛み緩和物質の分泌を促進し痛みの感覚を和らげるとされています。
血行促進:局所に鍼を打つことで血行が促進され、患部への酸素や栄養素の供給が増加します。これにより組織の修復が早まり、痛みの原因となる損傷が回復しやすくなります。
【鍼灸治療の方法】
アクティスAcutisでは患者様の症状や痛みの程度を詳しく評価し、適切な治療計画を立てます。以下は治療の一例です。
1:鍼の置鍼
患部に鍼を打ったまま一定時間置くことで、筋肉の弛緩や毛細血管の拡張を促し、治療効果を高めます。
2:鍼への通電
痛みのある筋肉や関節周囲に刺鍼し、通電を行うことで炎症を抑え、疼痛を緩和させる効果があります。
3:動作の修正エクササイズ
患部は肘ですが、脊柱や肩関節、手関節、そして座位のポジションなど肘への負担を増加させる要因は多々あります。
局所的な治療は結果として治療期間を長引かせてしまうため、根本的な改善を目指すため全ての可能性を丁寧に見出していくのがアクティスAcutisのスタイルです。
【まとめ】
肘の痛みに対する鍼灸治療は痛みの軽減や炎症の抑制、血行促進など多くの効果が期待できます。
その痛み我慢せず、まずは一度ご相談ください。
アクティスAcutis
代表 山戸
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