YAO LABOのサロン体験談

施術前のヒアリングでは、身体のつらい部分やお悩みの他にもいろいろと質問されました。つらいお悩みに対して、ジム・パーソナルや整体店に通うなど「何か自分でケアしていることはあるか?」、デスクワークなのか立ち仕事なのか?も含めて「ふだんどういった姿勢で過ごすことが多いか?」、ウォーキング・ヨガや腹筋・背筋などの「運動習慣はあるか?」などについても細かくチェック。ふだんデスクワークが多いことをお伝えすると、座る姿勢についてのアドバイスもいただけました。

腿裏、ふくらはぎ、お尻周りなど下半身の大きな筋肉からほぐしていただきました。早い段階でビフォー・アフターの変化が出やすいのが下半身なのだとか。下半身が硬いと脇腹やお腹なども下に引っ張られた状態で固まっているため、先に下半身をしっかりほぐしておくのが効率的、とのこと。また施術で「DENBA」というマシンを使うのが特徴◎マット+50センチ360度の範囲に電位空間を作り出し、水分子を揺らす作用があるそう。人体の60～70%を占める水分を常に揺らし続けている状態でストレッチを行うことにより、「初期段階での可動域向上が見込め、高い相乗効果が期待できる」のだとおっしゃっていました。

最終的には横隔膜や腹筋を緩めて、呼吸がしやすいように整えていくそうです。しっかり胸を開いて肩甲骨を寄せられるようにすることが大切なのだとか。自分でストレッチを行う際に「イタ気持ちいい」と感じる力加減を5～6割とするなら、施術における力加減は7～8割。ギリギリのラインまで負荷をかけて伸ばすことが重要なのだそうです。手首を掴んで、胸や脇の辺りを押さえながら伸ばしていただきました。肩や腕を伸ばす際、「引っ掛かりがあってこれ以上伸びない」というポイントを押さえながら動かすことによって、引っ掛かりが緩むそう。動きを制限している箇所が解除されるようなイメージで、胸が急にグンと広がった感じがして驚きました!

うつ伏せの状態では身体の前側を伸ばすことができるそうです。施術部位や時間配分などひとりひとりの状態に合わせたオーダーメイドケアをご提供いただけるとのこと◎張っているところを先に時間をかけて施術してくださいます。私の場合は股関節周りを伸ばして、腿の大きな筋肉(大腿四頭筋)や腿の骨と背骨がくっついているところ(腸腰筋)を中心にストレッチ。施術後は可動域が広がり、足が上がりやすくなりました。また股関節が回りやすくなり、座っていても正しい姿勢を取りやすくなった感覚です。

胸のストレッチも含めて上半身をしっかり施術していただきました。胸を張って息が吸えるようになったら、最終的にはあるべき位置に首をしまうのが正しい姿勢、なのだとか。そのためには首と腰にアーチを作る必要があるそうです。最近ではスマホ首やストレートネックなど首に不調のある方が増えているので、キレイなアーチが描けるようにしっかりと首を緩ませるようにしているそうです。またふだん喋ったり食べたり食いしばったりすることにより、頬周りの筋肉(咬筋)が硬くなりがち。それによって顎が引けて喉周りが硬くなってしまうため、緩めるようにしている、とのこと。頭や首を重点的にケアしていただけて、スッキリ楽になりました◎