どうも!中村屋和依治です。
皆さんは食べ物を買うときに成分表記はご覧になっていますか?
世界屈指の添加物大国の日本。子どもたちにも体にいい物を食べさせてあげたいものですね。
『トランス脂肪酸』という物を耳にしたことはあるでしょうか?これがなかなかの曲者なんです。
今日はトランス脂肪酸について、気を付けるべき事をお話します。
◎トランス脂肪酸とは
トランス脂肪酸は、脂肪酸の一種です。脂肪酸は、脂質の構成成分で、グリセリン1分子と脂肪酸3分子が結合してできています。脂肪酸には、炭素と炭素が2つの手でつながった二重結合を持つ「不飽和脂肪酸」と、二重結合を持たない「飽和脂肪酸」があります。
◎トランス脂肪酸の健康への影響
トランス脂肪酸の過剰摂取は、健康への悪影響が懸念されています。主な影響としては、以下のことが挙げられます。
LDL(悪玉)コレステロールを増やし、HDL(善玉)コレステロールを減らす
⇒ これにより、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞などのリスクが高くなります。
肥満のリスクを高める
⇒トランス脂肪酸は、体脂肪の蓄積を促進することが分かっています。
糖尿病のリスクを高める
⇒ インスリンの感受性を低下させることが分かっています。
その他:
⇒がんや認知症などのリスクを高める可能性も指摘されています。
◎トランス脂肪酸の摂取量を減らす方法
トランス脂肪酸の過剰摂取を避けるために、以下の点に注意することが大切です。
マーガリンやショートニング、ファットスプレッドなどの加工食品を控えめに摂取する
⇒これらの食品は、トランス脂肪酸が多く含まれています。
食品の栄養表示を確認する
⇒ トランス脂肪酸の含有量が表示されているので、確認してから購入しましょう。揚げ物や菓子類を控えめに摂取する:
⇒揚げ物や菓子類には、トランス脂肪酸が含まれている場合があります。植物油を上手に使う: オリーブオイルや菜種油などの植物油は、トランス脂肪酸が少なく、体に良い脂肪酸が豊富に含まれています。
トランス脂肪酸は、私たちの身近に潜んでいます。しかし、上手に食品を選ぶことで、摂取量を減らすことができます。自分の健康を守るために、トランス脂肪酸について理解し、上手に付き合いましょう。
しかし現代の食事で気を付けきれない部分もあると思います。食べたら出す!これが大切です!
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