皆さんは肩こりが気になったら何をしますか?
体操、ストレッチ、筋トレ、ホットパック…と色々な対処法が思いつくと思いますが、最も危険があるのは「肩揉み」なのです。
では何故肩こりに対して「肩揉み」が危険なのかを説明していきましょう。
【肩がこっていると感じている場所は「伸びきっている」事が多い】
あなたの肩こりが右とか左とか片側だけに強く感じているのなら、全身鏡の前に立ってみて下さい。肩が凝っていると感じている側の肩が左右で比較してみて下がっていませんか?
もし当てはまるようなら、これは肩を釣り上げるための筋肉が弱くなっている事で現れる症状なのです。
普通に肩たたきや、肩モミがし易い場所は多くがこの「肩を釣り上げる筋肉」に効いてしまい、更に伸びきってしまい後日症状が重くなっていきます。
この時のタチの悪さは「一時的には楽になったように感じる」事にあります。
【両肩が凝っている場合の考察】
では両肩が凝っている時はどうでしょう。
上記の原理がそのまま適用できる場合ももちろんあります。例えば「ナデ肩」と言われるような骨格の人です。
ナデ肩は両方の肩が理想的な位置よりも低くなる事でそう呼ばれるのですから当然ですよね。
もう一つの原因に「巻き肩」と呼ばれる姿勢があります。巻き肩のチェック方法は自然に立った時に両手が体の前に来てしまう状態なら概ね間違いないでしょう。
理想的な手の位置は体の真横に両手があり、手の中指がズボンの縫い目に来る感じです。
巻き肩の原因は手や腕の疲れ、猫背が主な原因です。肩を釣り上げてる筋肉とは全く違うのです。
それぞれの対処法に関しては後日、当ブログにて紹介しますが、僕が言いたいことは「肩こりは揉んではいけない」という事です。
あなた自身や、ご家族の方に暇さえあれば自分で肩揉みしている人がいるようでしたら、是非教えてあげて下さい。