背骨は、椎骨と、それをつなぐ椎間板や黄色靭帯などで構成されており、その内側に脊髄の神経が通る脊柱管があります。この脊柱管が狭くなる病気のことを脊柱管狭窄症と言います。
50代から徐々に増え始め、60~70代に多く見られます。高齢者の10人に1人は腰部脊柱管狭窄症になっています。
仕事による負担、腰の病気などにより、背骨が変形することで脊柱管が狭くなります。狭くなるせいで、中の神経が圧迫されて血流が悪くなり、腰や足の痛み、しびれなどの症状が起こります。
背骨が正しい位置から逸脱することにより脊柱管に負担がかかり症状が出てきますので、背骨の配列をしっかり整えることが重要になります。