ご覧いただきありがとうございます。
当院は様々な不調を抱えた方がお越しになります。
その中でもこれは病院に行った方がいいと思われるケースも時々あります。
私が経験したそんなケースを紹介しますのでご参考になればと思います。
1 時々虫歯もないのに左顎、左の歯の奥あたりが痛む。
これは狭心症の疑いです。この方は左顎から左首あたりにかけて痛みが走るとのことでした。
よく聞けば、たまに胸がつかえるような感じがあり、冷たい水を飲むといつも治るから
気にしてなかったそうです。
2 背中の強い痛み
ぎっくり腰で出張整体に伺った時のことです。
ベッドに寝たまま身動きも取れず、顔色不良。
背中が痛いのかお腹が痛いのかよく分からなくなってきたと。
聞けば普段は血圧高めとのこと。
60代男性であること、ぎっくり腰ではない可能性か高いので救急車要請しました。
のちに奥様から電話にて大動脈解離だったとのことでした。
3 ズボンに足が通りにくい
左右忘れましたが爪先が引っかかってズボンを履きにくいとの話でした。
この方は80代男性。
動きのチェック、反射テストをすると麻痺が起きていることが判明。
顔や手、体幹の麻痺は見られませんでした。
すぐに病院へ行ってもらい、診断は腰椎レベルの大きなヘルニア。
ただ、麻痺があっても腰の痛みは大したことなかったんです。
分からんものだなあと勉強になったケースでした。
4 とれない疲労感、震え、動悸、冷え、脱毛、気力低下
甲状腺の問題の可能性があります。これはもう何回も経験してます。
更年期症状と思い込んでる方も多いです。
思い当たる方は受診されると良いと思います。
5 腱板損傷
中年期以降に多く、四十肩、五十肩と間違えられやすいのが腱板と言われる肩のインナーマッスルの断裂です。
四十肩、五十肩は肩が痛くて固まってしう傾向にありますが、腱板損傷は痛みがあるものの固まりにくいのも特徴です。
いくつか腱板のテストをして陽性で痛みが強い場合は整形外科を受診してもらいます。
腱板はレントゲンでは分からなく、MRI検査をする必要があります。
この5つは私の経験したケースだけですので、他にも病院に行った方がいいケースはあります。
整体はリスク管理が大事ですので、お体で気になること、気がついてることなどなるべく全部お話いただけると助かります。