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いわゆる痛み止め。
筋肉痛や関節痛、頭痛の時の救世主。
そんな消炎鎮痛剤ですが、純粋に痛みを消してくれる優れもの、、ではないのです。
消炎鎮痛剤はその名の通り炎症を抑え、痛みを消してくれるものです。
何が起きているかというと、血流を悪くしているのです。
連鎖的に交感神経が刺激され血圧が上がったり、眠れなくなったり。
そもそも体を良くするには血流を良くすることが大事という事実を知ってるはず。
痛み止めを飲むというのはそれに反することなのです。
急性の痛くてどうしようもない時には頓服的に服用するのは有効な場合もありますから、100%良くないとは思いませんが、長期間にわたり飲み続けることは避けるべきです。
実は当院のお客様でももう2年くらい痛み止めを飲み続けている方がいらっしゃいます。
残念ながら整形外科のDr.も処方し続け、患者さんは医者が出す薬だからと飲み続けます。
「飲まないとやっぱり痛いから」
なぜ2年も痛いのか?
先ほども書きましたが、痛み止めは血流を悪くします。
ということは組織の修復が遅れ、交感神経が活発になってますから痛みの感受性も高い状態なのです。
本当に残念ですが、どんなに薬の弊害をお話しても薬をやめることができない方は一定数いらっしゃいます。痛み止めだけではなく、睡眠薬や抗アレルギー薬も同じです。
まさか薬が不調からの回復を遅らせているとは思ってもいないでしょう。
話は戻りますが、
痛み止めは治ってからやめるのではなく、治すために辞めることを勧めします。
飲み薬も湿布も塗薬も同じです。
体に吸収され、全身の血流を悪くすることを頭の片隅においてくださいね。