ご覧いただきありがとうございます。
先日、昔からの知り合いの80代男性が当院にいらっしゃいました。
彼は歩くと足腰が痛くてちょいちょい座り込んでしまうのが悩み。
10年以上前に脊柱管狭窄症の診断がありますが、
70年80年生きてたら狭窄症があるのが普通です。
脊柱管狭窄症の特徴的な症状は歩いてると足腰痛くて座ると回復するという現象。
これに関しては脊柱管狭窄症じゃなくても起こるのでこれだけでは判断できません。
その彼の歩き方を一緒に外を歩いてチェックしたところ、踵着地で前屈み姿勢で歩いています。
足は体より前に出し、踵で着地。結果、体は前屈みになる。
横から見ると「くの字」なんです。
これでは足腰が痛くなります。
踵着地で歩くと、まず衝撃が大きい。
そして足裏の筋が緩むので足の安定感がなくなりグラグラ、足の指も使わなくなる。
足裏が緩むと足の後ろ側、背中の筋肉も働きにくくなり前屈み姿勢になる。
この姿勢で歩いてたら全身の筋肉に負担がかかり、
また坐骨神経も引っ張られた状態で動くことになるので痛みも出やすい。
彼の悩みを解決するには歩き方を変える必要があります。
歩くとは無意識のオートマチックな動きになるので、
そこを変えるのはある程度の努力と時間が必要です。
私も変えました。
数ヶ月かかりましたが今では何も考えなくてもちゃんと歩けます。
ポイントはNO踵着地!
施術時間内に屋外にて歩き方の練習会も行ってますのでご興味のある方はお声掛けください。