こんにちは。RIPPLEオステオパシー整体院の中野です。 ブログ画像
皆さん、歯が「ぐらぐらしてないかな?」と指で動かしたことはありませんか?
そのとき、「あれ?ぐらぐらしてる!まずいかも?」と思ったことがあるかもしれません。
しかし、そのぐらつきこそが健康な証拠なのです。
歯の根元には「歯根膜」という膜があり、これは筋膜の一部でもあります。
驚かれるかもしれませんが、歯根膜や爪は全身の筋膜と深く関係しています。
筋膜は全身の組織をつなげ、衝撃から体を守ったり、内臓や関節の硬さの影響を受けて硬くなります。
その衝撃や歪みを逃がすのが、爪や歯根膜の柔らかさです。
これらが柔らかくないと、衝撃や筋膜の硬さが行き場を失い、血管や神経、関節を圧迫し、腰痛や肩こりなどの症状を引き起こします。
当院では、実際に鍼治療で改善しなかった顔の痺れが、歯の治療を含む筋膜の治療を行うことで改善したケースがあります。
自分の手の中で一番硬い爪をマッサージしてみてください。その前後で肩の動きが楽になることを実感する方も多いと思います。
詳細をしりたい方は↓も
歯根膜とは?
歯根膜は、歯と歯槽骨の間に存在し、歯を支える役割を果たす組織です。繊維状の組織で構成され、歯にかかる力を分散させるクッションの役割を担っています。
爪
爪の健康状態は全身の健康状態と密接に関連しており、栄養不足やストレス、内臓の問題などが爪に反映されることがあります。
筋膜の関係
歯根膜と筋膜は、体内の緊張やバランスに相互に影響を与えます。例えば、噛み合わせが悪いと歯根膜に不均一な負担がかかり、それが頭部や首、肩の筋膜に緊張を引き起こすことがあります。長期間にわたる噛み合わせの問題は、全身の筋膜に影響を及ぼし、姿勢の悪化や筋肉の不調を招く可能性があります。
爪と筋膜の関係
爪の状態も筋膜に影響を与えることがあります。爪が弱かったり、変形していたりすると、指先の使い方や力のかけ方に影響を及ぼし、手から腕、肩にかけての筋膜に負担がかかることがあります。また、爪の状態を通じて体の健康状態を把握することで、筋膜の問題を早期に発見し、適切な対策を講じることができます。