こんにちは。RIPPLEオステオパシー整体院の中野です。
先日、「心筋梗塞と整体が高血圧に有効な理由」というブログを書きました。
そこで、「胸」には心臓や肺を守る筋膜があり、これが年々固くなって血圧に影響を与えることを紹介しました。
皆一度自分の呼吸を確認してみてください。
胸が膨らまずに腹式呼吸になっている方は意外と多いのではないでしょうか。
昔は腹式呼吸が健康法として流行しましたが、胸式呼吸も非常に重要です。
現代社会では、胸式呼吸ができていない人が多く見受けられます。胸の動きがないと、心臓や肺の周りが固くなってしまいます。
肥田式強腱術の創始者、肥田春充(1883年12月25日 - 1956年8月24日)によれば、呼吸法によって次のような効果を得ることができるとされています。
・胃腸が健康になり食欲が増す
・血液循環が良くなる
・筋肉と骨格が真に休まる
・肺が丈夫になる
・心臓が楽になる
・腹部臓器がマッサージを受け、働きが活発になる
・足が暖かくなり、頭の充血が下がる。のぼせに効果的
・頭痛や肩こりがなくなる
・気分が晴れ晴れする
・不眠症がなくなり、熟睡ができる
・疲労を一掃し、活力を増す
・精神が爽快になり、物事に煩わされなくなる
(※肥田式簡易強腱術-壮神社より抜粋、現在絶版)
血液と酸素の循環が良くなり、筋膜の緊張が整うとストレスホルモンも減少します。
こうして効果を並べてみると、素晴らしいですね。さらに肩や首の可動域も良くなります。もし息を吸ったときにお腹だけが膨らむという方がいらっしゃい