熱には薬?(2023年12月18日 20時08分) RIPPLE オステオパシー整体院

風邪や胃腸炎にかかると、すぐに解熱剤を使いたくなる気持ちも理解できます。
しかし、本当にそれがベストな選択でしょうか?

発熱は、体がウイルスや細菌と戦っている証です。
特に子どもの場合、高熱が出やすいのは免疫システムが一生懸命働いているからです。
体温を上げることで、病原体を倒そうとする自然な防御反応が起きているのです。

しかし、解熱剤を使うと、体温を無理やり下げてしまい、免疫力が低下してしまいます。
その結果、回復が遅れることもあるのです。
市販の薬でも同様で、体の自然な治癒力を妨げることになりかねません。

吐き気や下痢も同じです。これらは体が有害なものを外に出そうとする正常な反応です。
これを無理に止めるのではなく、むしろ水分やミネラルをしっかり補給し、体が自然に回復するのをサポートする方が賢明です。

子どもがつらそうにしているのを見ると、すぐにでも薬を使いたくなるのは当然ですが、体の自然な防御メカニズムを尊重してみてください。薬ではなく、体自身が病気を治しているのです。

自然な回復力を信じて、体が必要としているサポートをしっかりと提供してあげましょう。

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