こんにちは。RIPPLEオステオパシー整体院の中野です。
サッカーの試合を観ていると、パスを受ける直前に選手が何度も首を振って周囲の状況を確認しているのを目にします。
あの速さで首を動かして、果たして本当に見えているのかと疑問に思いました。
試しに自分でやってみると、焦点が合わなかったり、そもそも眼球がそんなに早く動きません。
昔スポーツをしていたときはできていたはずなんですけど。
目の筋力が衰えを感じますね。
本題
東洋医学には、脳を活性化させる方法として、目をぐるぐる回す体操があります。
古代の人々は、脳に直接電極を当てることなく、その効果を知っていたのはシンプルにすごい。
そして最近、西洋医学でも眼球運動が脳を活性化するという研究結果が出ていますので、ここで少し紹介します。
眼球運動と脳の関係
脳の複数の領域を刺激: 眼球運動は、視覚情報を処理する視覚野だけでなく、運動野、空間認知、前頭葉など、脳のさまざまな部分を刺激します。
これによって脳全体が活性化され、より効率的に機能するようになるのです。
記憶力の向上:
眼球を左右に動かす運動は、左右の脳半球間のコミュニケーションを強化し、記憶力の向上に効果があるとされています。
眼球運動の注意点
眼球運動は簡単に取り入れられる脳トレですが、やりすぎると目の疲れを感じることがあります。最初は短時間、ゆっくりと行い、慣れてきたら徐々に運動量を増やすのが良いでしょう。また、眼精疲労を感じたら目を休めることも大切です。
眠気が襲ってくるオフィスワークの合間に、目をぐるぐる回すことで目を覚ますのもおすすめです。目を動かすのも筋肉ですから、衰えないようにしっかり鍛えていきましょう!