こんにちは。RIPPLEオステオパシー整体院の中野です。
寝不足なので、今日はあくびについて。
あくびが出る理由
<脳の冷却>
最近の研究では、あくびは脳を冷やすための自然なメカニズムだと考えられています。脳が過剰に熱を持つと、その働きが鈍くなることがあります。あくびをすることで、外から冷たい空気を取り込み、脳の温度を下げる手助けをしています。
<酸素の補充>
昔から知られている説として、あくびは酸素を補充するための反応だとも言われてきました。体内に酸素が不足すると、脳や体が深呼吸を促し、あくびによって新鮮な酸素を取り込むことで、脳の働きを正常に保とうとします。
<集中力の維持>
あくびは、脳をリセットし集中力を回復させる役割もあります。長時間同じことをしていると眠くなりますが、あくびをすることで脳がリフレッシュされ、また集中しやすくなるのです。
<共感のサイン>
そして興味深いことに、あくびは共感のサインとも言われています。誰かがあくびをすると、その場にいる他の人もあくびをし始めることがありますよね。これには、私たちの脳が無意識のうちに周囲の感情や行動に共感している証拠とも考えられています。
あくびのエネルギー的な見方
ここからは私の趣味から、少し哲学的なお話を。
私が読んでいる古い本には、あくびと笑いには全く逆のエネルギー的な機能があると書かれています。
あくびは、人間のエネルギー貯蔵庫にエネルギーを供給するためのポンプのような役割を果たすもので、エネルギーを補充するために行われる行為。逆に、笑いは余分なエネルギーを放出するための手段であると述べられています。
さらに、あくびが何度も出る場合は、そのポンプがうまく機能しておらず、十分なエネルギーが体内に供給されていないことを示しているのだとか。
笑いによって余分なエネルギーを捨てることで、エネルギーが溜まりすぎて毒となることを防ぐことができる。これが、笑いの重要な役割とされていました。
よくストレス発散といいますが、これのことなんでしょうかね?
たしかにオステオパシーでもストレスのエネルギーが体に溜まって、組織が固くなっている問題がみつかることがあります。エモーショナルの問題、として専用の徒手療法でアプローチしますね。
哲学的は理解が難しい。けど面白い。