こんにちは!RIPPLEオステオパシー整体院の中野です。
今日は「ついつい食べ過ぎてしまう」という悩みをお持ちの方へ、少し新しい視点をお伝えします。
「あれが食べたい」は体からのメッセージ?
私たちの体には「お腹が空いた」という物理的な感覚だけでなく、「あれが食べたい!」という欲求が生まれることがあります。この欲求、実は無視できない重要なサインです。
たとえば、甘いものが無性に欲しいと感じる時、それは単に「甘いものが好き」だからではなく、体が何かを求めている可能性があるんです。疲れている時に酸っぱいものを欲することがあるように、甘いものが欲しい時、体は緊張やストレスから解放されたいと感じていることが多いんです。
甘いものやお酒、タバコすらも…体の声に耳を傾ける
時にはタバコやお酒など、「健康に悪い」とされているものを体が欲してしまうことがあります。でも、これは無理に我慢する必要はありません。これらの欲求も、体が今必要としているエネルギーに応じたサインだからです。
重要なのは、そのエネルギーを必要とする「理由」に注目することです。多くの場合、仕事のストレスや不安など、精神的な要因がその背景にあります。欲しいものを無理に断つのではなく、そのエネルギーを必要としている状態を変えることが解決の鍵です。
呼吸を整えることで食欲が変わる
面白いことに、呼吸の乱れが過剰な食欲に関係しているケースもあります。呼吸が浅くなってエネルギー不足に陥っていると、体は食べ物からエネルギーを補おうとします。整体では呼吸を整える施術を行い、このエネルギー不足を改善することで、食欲の過剰なコントロールができることがあります。
オステオパシーの視点
西洋医学では、呼吸はガス交換、食事は栄養を補給する行為とされていますが、東洋医学やオステオパシーの視点では、呼吸や食事はエネルギーを補充する手段と見られています。そのため、過剰な欲求が出ている場合、それはエネルギーが不足しているサインだと捉えるのです。
もし「やめたいのにやめられない」という悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、環境や体の状態を見直してみてください。整体で呼吸や体の状態を整えることで、思いがけず簡単にその欲求から解放されることもあるかもしれません。
♯呼吸 ♯ダイエット