こんにちは!
武蔵浦和駅から徒歩10分、中浦和駅から12分、RIPPLEオステオパシー整体院の中野です。
今日は「脳脊髄液」についてお話しします。
皆さん、脳脊髄液という言葉は聞いたことがありますか?
名作アニメ『進撃の巨人』でも脊髄液が物語に重要な役割を果たしていましたね。
この脊髄液は実際に私たちの体にも存在し、オステオパシーでは非常に重要なものとして扱われています。
脳の周りは、プールに水が満ちているように「脳脊髄液」で満たされ保護されています。
オステオパシーでは、脳脊髄液の流れに注目し、それに合わせて動く頭蓋骨や仙骨の微細な動きを重要視しています。この動きは呼吸や心拍と同様にリズミカルであり、身体全体のバランスを保つための重要な役割を果たします。
脳脊髄液は脳と脊髄を保護し、神経系をサポートするだけでなく、免疫系や全身の健康にも大きな影響を与えます。この液体の流れがスムーズであることが、体内の情報伝達や自然治癒力の最大限の発揮につながるのです。
この液体の働きと、それを調整することで得られる健康効果について、西洋医学的にも少し詳しく解説します。
1. 頭痛やめまいの改善
脳脊髄液が異常に増加したり、脳内の圧力が高まると、頭痛やめまい、吐き気が現れることがあります。脳脊髄液の流れを調整することで、これらの症状を和らげることが期待されます。
2. 視覚異常の改善
脳圧が高まると、視神経を圧迫し、視覚に影響が出ることがあります。
3. 慢性的な疲労や集中力低下の改善
脳脊髄液の循環が滞ると、脳に十分な栄養や酸素が届かなくなり、慢性的な疲労や集中力の低下を引き起こします。
4. 髄膜炎などの感染症リスクの軽減
脳脊髄液の異常な溜まり方や流れの停滞があると、細菌やウイルスが侵入しやすくなり、髄膜炎などの感染症リスクが高まることがあります。
多くの先人たちは、脳脊髄液の重要性を強調しており、その流れを整えることが健康維持のカギであると述べています。
オステオパシーの観点からも、脳脊髄液の流れを整えることが、自然治癒力を引き出すための重要な施術とされています。この調整は、神経系や免疫系に働きかけ、全身のバランスを整える役割を果たします。
西洋医学とオステオパシーの両方で、脳脊髄液の流れが健康に与える深い影響が認識されていることは、その重要性を物語っています。