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RIPPLE オステオパシー整体院のブログ

呼吸と腰痛

RIPPLEオステオパシー整体院の中野です。

腰痛に悩んでいる方の中には、意外にも「呼吸」が大きく関係していることをご存じない方が多いかもしれません。実は、正しい呼吸ができていないと腰痛が悪化することがあるのです。

では、なぜ呼吸が腰痛に影響するのでしょうか?そのメカニズムと改善方法について解説します。

【呼吸と体幹の関係】
呼吸運動に多くの筋肉が関与しています。特に腹部や胸郭の動きが重要で、呼吸を助ける筋肉には横隔膜や腹横筋といった、体幹を支える筋肉が含まれています。

横隔膜は、胸郭の底に位置する大きな筋肉で、息を吸う際に下に引き下げられ、胸郭を広げて肺に空気を取り込みます。

腹横筋はお腹の深層にある筋肉で、体幹を安定させ、呼吸に伴う腹部の動きをサポートします。

これらの筋肉がうまく働かないと、体幹が不安定になり、腰に負担がかかります。逆に、正しい呼吸をすることで、体幹が安定し、腰痛の予防や改善につながることがあります。

【不良な呼吸が引き起こす腰痛】
普段の姿勢やストレスなどが原因で、呼吸が浅くなる呼吸が続くと、体幹の筋肉がうまく使えず、腰に負担がかかりやすくなります。

また、浅い呼吸によって、体が常に緊張状態にあり、筋肉が硬直してしまいます。このような状態が長く続くと、腰回りの筋肉が緊張し、痛みを引き起こすことがあります。

【腹式呼吸】:
腹部や横隔膜を使って深くゆっくりした呼吸を行う。
この呼吸法は体幹を安定させ、横隔膜、腰回りの筋肉を動かし、お腹に圧がかかることで体の内側から体を支え、腰の負担を減らします。

【腹式呼吸のやり方】
1 姿勢を整える
仰向けの姿勢がお奨めです。
座っている場合でも、立っている場合でもリラックスした状態で始めます。

2 お腹に手を置く
お腹の動きを感じるために、両手をお腹の上に置きます。
息をゆっくり吸う:鼻からゆっくり息を吸い、横隔膜を下げることでお腹が膨らむのを感じます。

3 息を吐く:
口をすぼめて吐くことでお腹の圧が高まります。ゆっくりと息を吐きながら、腹部の筋肉を使ってお腹を凹ませます。この動作で腹横筋がしっかり働き、体幹が安定します。

4 繰り返す
この腹式呼吸を、1回のセッションで5~10分程度行い、リラックスを感じるように続けます。

実際にやってみましょう。腰の痛み、変化していませんか?

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投稿者
RIPPLE オステオパシー整体院のスタッフ 中野良太

中野良太

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