こんにちは。
スタッフの佐々木です。
さて、前回の続きですが、腕が緊張し「巻き肩」になっている方が、無理やり姿勢をよくしようと骨盤を前に反らすことで、「背骨のS字カーブ」が過剰に付いてしまうということを記載しました。
では、実際、「背骨のS字カーブ」が無くなり猫背になったり、過剰にカーブが付く「ドS字カーブ」になった場合、どのようにセルフケアをしていけばいいのかという話があります。
今まで本ブログを見てきた方はお分かりかと思いますが、まずは巻き肩の癖を抜いていく必要があります。
そのためには、腕を前に伸ばす姿勢を取る時に固める大胸筋、小胸筋、三角筋等と拮抗する背中側の筋肉を鍛える必要があります。
「その4」でも記載しましたが、前側の筋肉に背中側の筋肉が、綱引きで負けてしまうため、引っ張られて巻き肩になっているのです。
具体的に言うと、背骨から肩甲骨に繋がっている「菱形筋」を鍛える運動を行っていきます。
イメージ的には、肩甲骨を内側に寄せる運動が菱形筋を鍛える動作となります。
例えば、腕を後ろに回したり、肘を曲げた状態で腕を後ろに引きながら肩甲骨を内に寄せる運動でもいいです。
屋外で運動したい方は、どこかの池等に行き、ボートを漕いだりするのもいいでしょう。ただ、まだ夏なのでもう少し涼しくなってからがいいかもしれません(*’ω’*)
スポーツジムに通っている方は、「ラップルトップダウン」を使用して鍛えていきましょう。
コツは、現在の力一杯ギリギリの重量にはしないことです。
ギリギリの重量にしてしまうと菱形筋だけでなく、三角筋や腕の筋肉も鍛えることになってしまうので、あまり意味がなくなってしまいます( *´艸`)
故に、菱形筋の力だけを使って引いていける位の重量で鍛えていくのがお勧めです(続く)