こんにちわ。
スタッフの佐々木です。
今回から腸内環境を整えることによって、体にどのような効果が発生するのかということを記載していきたいと思います。
腸内環境を整えることによる効果は様々な部位に及びます。
よく知られている話としては、肥満症や便秘症等が挙げられますが、それ以外にも腸内環境は実に広範囲に影響を及ぼしています。
例えば、不眠症や眼精疲労、噛みしめ癖ならびに自律神経全体や性格に対しても影響を及ぼします。
また、腸内環境の悪さが結果として、肩こり腰痛に発展していることもあります。
故に、腸内環境の話をするとどこまでも話が膨らみ、かつ部分部分で細かい話になったりと収拾が付かなくなることもあるのですが、できるだけ分かりやすく説明したいと思うのでよろしくお願いします。
ということで、まず今回は、腸内環境が及ぼす睡眠への影響を記載していきたいと思います。
人間も含めた脊椎動物は、体内にメラトニンというホルモンが分泌されることによって睡眠に入っていくと言われています。
このメラトニンは、食材等を食べることでそのまま摂取できるものではありません。
必須アミノ酸の1種であるトリプトファンを摂取した後、トリプトファンをセロトニンというホルモンに、体内の腸内環境が化学反応(発酵)させ変化させます。
その後、睡眠時に、そのセロトニンを松果体という脳の一部がメラトニンに変化させると言われています。
このメラトニンが少ない人は、なかなか寝付けなかったり、眠りの質が浅くなることが多いと言われていますが、腸内環境がセロトニンを作れなければメラトニンもできません。
故に、良い睡眠を取るためには、腸内環境が重要なのです。
今回はここまでです。次回は浅い睡眠が体に及ぼす影響について記載します。
ではまた。