こんにちわ。
スタッフの佐々木です。
さて、前回までの内容ですが、腸内環境の悪化に伴い睡眠の質の低下が発生する可能性があることを記載しました。
今回は、睡眠の質の低下が体にどのような影響を与えるのか記載していきます。
まず分かりやすいのは体の疲れが取れないということになります。
まさに冒頭のイラストの女性のように、目が覚めたのに疲労困憊になっている方は多いかもしれません。
しかし実は、質の悪い眠りは、体の疲れを抜かないだけに留まらず、逆に体を疲れさせるという悪影響を与える可能性があります。
例えば、寝る時にいびきをかいている方は、基本的に首の筋肉が固く、気道が狭まっているため、いびきが出る位の勢いで呼吸しなければ呼吸ができないため、とても体力を使います( ;∀;)
また、質の悪い睡眠は眼精疲労も助長します。
そして、以前投稿した記事「噛みしめ癖がある人にお勧めのセルフメンテナンス」で記載した通り、目の緊張はあごの緊張にも繋がるので、寝ている時の噛みしめ癖にも繋がります。更に言うと、噛みしめる癖が首の筋肉の緊張にも繋がるというコンボが発生します(*'ω'*)
なぜ、質の悪い睡眠では眼精疲労になりやすいかという話ですが、皆さんは「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」をいう言葉を聞いたことがありますでしょうか?
質の悪い睡眠は言い換えると「浅い睡眠」でもあります。
そしてどちらの睡眠が浅いほうかと言うと、レム睡眠のほうになります。このレム睡眠は、元々は「REM睡眠」と言われていました。
この名前もまた略なんですが(笑)、正式名称は「Rapid Eye Movement睡眠」と言い、その英語の頭文字を取ってカタカナにしたものが「レム睡眠」なんです。
そして日本語に訳すと「迅速に目を動かす睡眠」ということになります。
例えば、皆さんが学生時代に就学旅行に行ったときに、合部屋で大人数で寝たことがあるかと思いますが、その時に半目を開けて、”ぎょろぎょろ”目を動かしながら寝ていた人を見たことがあるかもしれません。
次回に続きます。