こんにちわ。
スタッフの佐々木です。
さて、前回からの続きです。前回の内容としては、腸内環境が悪化することで浅い睡眠である「レム睡眠」の比率が増えることを記載しました。
レム睡眠は、目を小刻みに動かし続ける睡眠なので、寝ている間に目がとても疲れてしまう方が多いです。
どうしてこのような睡眠をするのかと言えば、人間がまだ原始時代で家など無かった時代、深い睡眠に入る前に周囲に敵が近づいてこないのかを確認しながら寝る必要があったからと言われています。
つまり、原始時代からの名残りということです。
レム睡眠の時間が増えることで、体に悪影響が出るのは目だけではありません。
前回のその2で記載した、目の疲れ→顎の緊張、噛みしめ癖→首の筋肉の硬さのコンボが発生し、慢性の首肩凝りや睡眠時無呼吸症候群等にも発展していく可能性があります。
また、レム睡眠は浅い睡眠で何時間寝ても疲れが抜けにくいので、起床後の仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼしますし、自律神経も交感神経優位(緊張モード)が続いているため、体が凝りやすくなったり、性格的にイライラしやすくなったりといい事がありません。
もちろん、これらの症状のすべての原因が腸内環境の乱れから来ているかと言えば、それだけでは無いとは思います。
ただし、ライフサイクル的には疲れが抜けにくい体質になっている可能性はあります(続く)