こんにちわ。
スタッフの佐々木です。
さて、前回からの続きですが、腸内環境が悪化しセロトニンを作れないことにより、ストレスに対抗するために神経刺激物質を分泌し、これが性格に作用することを記載しました。
そして、ストレスや業務量の多い会社で仕事をする中で、この神経刺激物質である「アドレナリン」、「ノルアドレナリン」を常に体に分泌させながら仕事をしていると思われる方が居ます。
昨今においては、働き方改革や高度プロフェッショナル制度等の影響で、常に時間に追われながら仕事をしている人が激増しているように思われます。
また、本人の思考として、何事も常に高いパフォーマンスを出し続けていくことを自分に課している人等も、この神経刺激物質を過剰に分泌していることが多いです。
神経刺激物質が分泌されることで、自律神経は交感神経優位(緊張モード)になるため、集中力が増し、仕事のパフォーマンスは上がります。
ただし、血圧や心拍数の上昇等も発生し、体の負担は間違いなく増します。
そして、アドレナリン、ノルアドレナリンは副腎という臓器から分泌されますが、この副腎がそれらを過剰に分泌することで疲労し、機能不全になることがあります。
副腎の働きが悪くなり、神経刺激物質が分泌できなくなると、ストレスに対抗できなくなり、結果イラストの人のようにうつ症状に発展することもあります。
また、副腎はアドレナリンやノルアドレナリン以外のホルモンも分泌しており、副腎が機能不全になる位まで酷使してしまうことで、体に様々な影響が発生してしまいます。
故に、腸内環境を健全に整え、ストレスに過敏に反応しなくてもよい体質作りをしていくことが重要と思われます。(続く)