こんにちは。
スタッフの佐々木です。
さて、前回からの続きですが、つらい慢性痛に対して我慢に我慢を重ね、長期間放置することで、ある日突然体に大きな不具合が発生する可能性があることを記載していきました。
そして、それは「脊柱管狭窄症」のような骨格の変形が伴う重大な症状になる場合もあります。
前回の投稿では文字制限の問題もあり、脊柱管狭窄症が発症すると手術が必要となると記載しましたが、歩行障害や排尿、排泄障害等の重大な症状が発生した場合は手術となるようです。
脊柱管狭窄症は、50代以降の方が発症することが多いと言われています。
その理由としては、脊柱管狭窄症の初期時は、基本自覚症状が感じにくいからと言われています。
また、靭帯、腱、骨等にはヒアルロン酸やコラーゲン等が豊富に含まれていますが、これらは人体が経年劣化していく中で枯渇していきます。
一説によれば、コラーゲンは20代後半、ヒアルロン酸は40代位で枯渇し、体内でも作られなくなると言われています。
年齢が若いうちは骨格的に多少問題があったとしても、これらの物質が豊富なので大丈夫ですが、年齢が高齢になるに伴い、骨格の異常が発生しやすくなると思われます。
世の中には痛みに敏感な人も居ますが、我慢強い方は総じて「痛みを感じにくい体質」になっていくことがあり、そのような方は自分の感性を信じて身体のケアをするのは危険でもありますのでご注意下さい( *´艸`)
脊柱管狭窄症は、最近では内視鏡手術等もあり、体の負担は少なくなったようですが、できれば体にメスは入れないほうがいいです。
ということで、これまで慢性痛を我慢し続けることで、骨格系の異常等の重大な症状が発生する可能性があることを記載していきました。
次回からは、精神的ストレスを我慢し続けることによる弊害と症状について記載していきますのでよろしくお願いします(続く)