こんにちは。
スタッフの佐々木です。
さて、前回からの続きですが、日常のストレス等により自律神経失調症と診断され、治療を受けることでより身体の不調が激しくなる可能性があることを記載しました。
そして、自律神経失調症にならないためにも、日常のストレスの受け止め方が重要になります。
そのストレスの原因が自分にあろうがあるまいが、それを嫌なもの、拒絶すべきものとして受け取る人はストレスからのダメージは少なくなります。
これはボクシングで言うと、パンチをもらう寸前に「パンチが来る」と認識したうえで受けることで、無警戒の時よりも身体を固めるためダメージが軽減されるのと同じ原理です。
このあたりは、ボクシング漫画等でよく見る話です。ちなみに私は世代的に「はじめの一歩」を劇推しします(^^♪
逆に言うと、日常のストレスが発生する原因を「自分の責任だ」と思って自分を責めたり、「この程度のことは辛くない」と思ってやせ我慢したりする人は、パンチを無警戒に受け続け、精神に多大なダメージを蓄積しているとも言えます。
そして、「大脳生理学」では、ストレスによるダメージは人間の脳の一部である「脳幹」に影響を及ぼすと言われています。
大脳生理学は、我々整体師が学習する「生理学」の一部で、大脳の機能や構造についての学問です。
大脳生理学によると、脳の構造には大きく分けて、「灰白質」、「白質」、「脳幹」の3つがあると言われています。
そして、灰白質は「人間の脳」、白質は「動物の脳」、脳幹は「魚の脳」を司っており、灰白質が最上位で、脳幹が最下位の順で上下関係があるとも言われています。
ちなみに、人間の脳とは「理性」を指し、動物の脳は「感情」を指し、魚の脳は「生命活動のみ」で、感情は無いと言われています(続く)