こんにちは。
スタッフの佐々木です。
さて、前回からの続きですが、昨今においては、小中学生の子供にも慢性痛の症状を持っている人が増加しており、その原因として、正しい姿勢や正しい立ち方、歩き方等を分かっていないからであることを記載しました。
そして、正しい立ち方、歩き方ができると、走るのも速くなります。
特に、男子のお子さんにとっては、幼少期に「かけっこ」が早いと、陸上競技のみならず、スポーツ全般に対してのやる気がアップし、様々な才能が開花する可能性があります。
さらに、幼少期から何かしらスポーツに秀でる男子は、性格的にも活発になり、コミュニケーション能力も開花していくのではないかと思っております。
まさに、男子にとっては足が速いというのは、その後の人生に大きな影響を及ぼすのではないかと思います。
ちなみに、私は幼少期にスポーツの分野で開花できませんでした。
つまり、「かけっこ」が苦手な男子でした(*'ω'*)
そして、その当時に立ち返って、その原因を考えてみると幼少時の両足首の捻挫であると思われました。
以前記載した「人間の本来あるべき理想的な姿勢とは その14」で記載しましたが、捻挫というのは、世間一般で言われているニュアンスとは違い、結構深刻なダメージとなります。
「捻挫なんて大したことない」とはよく聞くフレーズですが、足首の「前距腓靭帯」という靭帯の損傷であり、靭帯は大きな血管が通っていないため修復能力はほぼありません。
そして、靭帯は骨と骨を繋ぐ天然の「サポーター」であり、損傷するとその箇所の踏ん張りが効かなくなります。
また、足首は2足歩行動物である人間のまさに土台とも言え、その土台がぐらつけば、当然体勢も崩れやすくなります。
そのような土台がぐらついた身体で「かけっこ」をしても、左右にぐらつき不安定な状態で走ることになるので、当然速く走ることなどできるはずもありません(続く)