こんにちは。
スタッフの佐々木です。
さて、前回からの続きですが、お子さんが幼少時から正しい立ち方、歩き方が分かっていると、かけっこも速くなり、スポーツの才能が開花しやすくなることを記載しました。
そして、捻挫というのは、巷で言うほど軽いものではなく、特に幼少時に足首を捻挫することが、将来的な運動能力の妨げになりやすいです。
そして、この足首の捻挫は、正しい立ち方、歩き方ができていないことが原因となることがあります。
以前のブログである「人間の本来あるべき理想的な姿勢とは その8~14」で記載しましたが、足の指先を使わずに立つ、歩くという癖が付くと、踵の外側にのみ重心が乗るようになり、ペンギンのように横ブレしながら歩くようになります。
そして、その状態で運動等をすることによって、足首が捻挫しやすくなります。
元々、足首で捻挫が起きやすい「前距腓靭帯」は他の靭帯と比べ、薄い仕様となっており、幼少時には特に捻挫しやすい箇所と言えます。
逆に言うと、この「踵の外側重心」にならないように、幼少時からお子さんに足の指先を使って、立つ、歩くといった良い癖が付くように教育することで、足首の捻挫を未然に予防できるだけでなく、お子さんの運動能力を向上させてあげることが可能とも言えます。
なお、足の指先を使うためのエクササイズも以前の「人間の本来あるべき理想的な姿勢とは その8~14」に記載しているのでご一読頂ければと思います。
なお、お子さんが何かしらスポーツを習っている場合は、その教室、スクールでの活動中に捻挫する可能性もあるため、その活動中のみ「足首のサポーター」を付けさせることをお勧めします。
骨格を安定させる天然のサポーターである「靭帯」を人工のサポーターで強化することで、より捻挫を未然に防げると思います。
ただし、足首サポーターに限った話ではないですが、基本的にサポーターを常時付けていると、その周辺の筋肉が弱化していきますので、負荷のかかる活動時のみ装着するのがおすすめです(続く)