こんにちは。
スタッフの佐々木です。
さて、前回までの内容としては、お子さんが足首を捻挫し、「前距腓靭帯」を損傷することが運動能力を減少させるので、そうならないための注意点等を記載してきました。
今回からは、お子さんの食生活について注意したほうがいいことを記載していきますので、ご参考にして頂ければと思います。
そして、今回のお題目としては、「油」の摂取の仕方についてです。
最近では、「トランス脂肪酸」の危険性について、ネットや書籍等で目にすることが多いかと思います。
いわゆるマーガリンやマヨネーズ等が該当します。
ちなみに、アメリカではトランス脂肪酸のことを「食べるプラスチック」と呼んでいるそうです( ;∀;)
このトランス脂肪酸をお子さんに摂取させると、将来的に体に様々な悪影響を与える可能性があると言われています。
例えば、アレルギー、がん、糖尿病、肥満症、心疾患、発達障害、ぜんそく等です。
油分は、身体の細胞膜(各細胞の表面にある膜)の原料になると言われているため、当然、肩こりや腰痛等の慢性痛にも関係していると思われます。
故に、教育熱心なご家庭では、できるだけお子さんに「トランス脂肪酸」を摂取させないように気を付けているところもあるかと思います。
しかしながら、あまり知られてはいませんが、例えどんなに健康に良いとされている「アマニ油」、「えごま油」等のオメガ3系の油を使っていたとしても、加熱調理することで、その高級な油はトランス脂肪酸化してしまいます。
つまり、一般のご家庭ではおなじみの「目玉焼き(卵)」、「ハンバーグ」、「焼肉」等を調理していく過程で、使用している油がお子さんの身体には有害な効果を与える可能性があります。
油は基本的に加熱処理せずに、常温で食して頂くことでその本来ある効果を取り込むことが可能となります。(続く)