こんにちは。
スタッフの佐々木です。
さて、前回までの内容ですが、人間が摂取する油の「不飽和脂肪酸」には、「オメガ3(αリノレン酸)」、「オメガ6(リノール酸)」、「オメガ9(オレイン酸)」の3つがあり、それぞれの効果と注意点を記載しました。
そして、オメガ3の油は、食材から摂取しにくいため、積極的に摂取すべき油であることも記載しました。
オメガ3の油は「なたね油」、「えごま油」、「アマニ油」、「魚油」に含まれており、これらを摂取した後、体の中で「DHA(ドコサヘキサエン酸)」、「EPA(エイコサペンタエン酸)」に変換されます。
DHAには脳を活性化させ、記憶力をアップさせる効果があり、EPAには血液をサラサラにする効果があり、将来的な血管系の病気(動脈硬化等)の予防効果があると言われています。
ちなみに、このオメガ3が脚光を浴びるようになったのは、50年前にデンマークで行われた北極圏に住むイヌイットという先住民族の調査からだそうです。
調査の結果、イヌイットは一般的なデンマーク人と比較して、動脈硬化等の症状が発生しにくい体質であり、それは魚やアザラシの肉等を食べることでオメガ3を頻繁に摂取していたからと言われております。
つまり、私達日本人も魚を食べることで、このオメガ3の油を効率的に摂取することが可能です。
特に、イワシ、サバ、サンマ等の青魚系に多く含まれていると言われております。
アザラシは、日本人は昔から食していないので腸内環境や消化酵素が対応していない可能性があるのでお勧めはできないですね( *´艸`)
故に、幼少時よりお子さんに魚中心の食生活をして頂くことで、お子さんの将来的な脳力のアップや動脈硬化等の成人病予防を促していくことを激推しします。
そして、可能であれば、お刺身等の生の状態で食べるように教育するとより効果が高いと思われます。
ということで、本シリーズは今回で終了とさせて頂きます。
今回はそこまで長くならなくてよかったです(^^♪
ではまた。。