こんにちは。
スタッフの佐々木です。
今回の投稿のタイトルは、当店にご来店されるお客様から比較的よく質問されるものです。
今回せっかくなので、ブログでまとめて記載させて頂きますので、ご参考にして頂ければと思います。
さて、まずは、そもそも論で「内臓調整」と「腸もみ」はどう違うのかという問題があります。
この業界では一般的に、店のメニューとして、内臓調整と腸もみの両方を施術コースに入れている店は少ないと思います。
内臓調整か腸もみどちらかのみやっている所が多いと思います。
ちなみに、当店では2つ共コースを持っており、内臓調整コースでは、腸だけでなく胃や肝臓、腎臓他も施術します。
そして、腸もみコースでは、大腸、小腸、十二指腸等をもみほぐしながら、緊張を抜きつつ、便通等の流れを良くしていくことを目的とします。
内臓調整コースは、どんなものなのか受けてみたいという要望のお客様が多く、腸もみコースは、美容やデトックスをしたいという要望のお客様が多いです。
なお、お客様が腸もみコースを申し込んだので、その他の内臓は一切調整しないのかというと、そうでもなく、その時々で必要があれば、腸以外の内臓も調整します。
「必要があれば」と言うニュアンスは具体的にどういう状況かと言うと、例えば、そのお客様がお腹の緊張が強く、隣接する内臓同士の筋膜が癒着している場合です。
その双方の内臓を調整しなければ筋膜の癒着が取れないのです。
ちなみに、内臓も筋肉で構成されており、筋肉の表面を筋膜が覆っています。
そして、複数の内臓間で筋膜の癒着が発生すると、内臓の機能が低下するだけでなく、「痛み」や「違和感」があることを神経伝達で脳に伝えます。
しかしながら、通常、内臓の痛みや違和感を脳は認知しにくいようで、脊髄神経の中でその内臓の隣接する部位の筋肉の痛みや違和感として認識することが多いようです。
これを医学用語で、「内臓の関連痛」と呼びます(続く)