天気と痛みは関連があるといわれています。
天候の不安定による気圧の変化を内耳といわれる組織が受け取り、脳の視床下部を通じて交換神経活動を
優位にさせます。
結果、血管が収縮して局所の循環悪化(過去に損傷を負った部位)
→虚血(必要な血液の量を下回った状態)
→痛みが発生するといわれています。(過去に損傷を負った部位は十分な治療過程が施されていない場合、
疼痛が誘発されやすい)
また天気痛は負の感情によって発症することもあります。
人がまだ野生だった時代は雨、雪、雷、台風等の天候は命の危険にさらされるために、
このような天候に対して不安や恐怖など負の感情を抱いたと思われます。
これが現代でも本能的にあり、天候の不安定に対して自覚がなくとも負の感情を抱いています。
負の感情と痛みは密接に関係しています。
→負の感情を抱くことで痛みの抑制が効きにくくなります。(人間には痛みを抑制する機構がいくつかあります。)
よって天気痛が発症するとも考えられます。
過活動の交換神経を抑制するには、リラクゼーションや鍼灸で副交感神経を優位に促すのをおすすめします。
症状でお困りであれば当院にご連絡下さい。