坐骨神経痛とは、坐骨神経に沿った痛みで、疾患名ではなく症状で、一般に臀部(お尻)から大腿後面(もも裏)、下腿後面(ふくらはぎ)や下腿側面にかけての痛みをいいます。
成人の38%は経験したことがあり、約18%は現在症状を有しているとの報告があります。
坐骨神経痛を来す代表的な疾患として、腰部脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニアなどが挙げられます。
※腰部脊柱管狭窄症、腰部椎間板ヘルニアで必ずしも坐骨神経痛が発症するわけではありません。
腰部や神経走行上の絞扼部位によってどの部位に神経痛が出るのかは異なります。
坐骨神経痛の原因を問診や検査等を行い、思い当たる他の疾患を除外していき原因を判明していきます。
中にはダブルクラッシュシンドロームという複数箇所で神経が障害されていることもみられ、原因が一つではない状態もあります。
当院では神経痛に関しては鍼灸療法をおすすめしております。
一度で症状が消失することは簡単ではありませんが神経痛の頻度、強さ、質などの変化は期待できます。
神経に栄養を与えているのは血液なので糖尿病や高脂血症などの血液系の異常が現病歴にある方は、経験上神経痛が緩解しにくいと思われます。
こういう場合は運動習慣や食生活も変えていく必要があるのではないでしょうか。
治療期間は基本的に数週間単位というよりかは、数カ月単位になります。
症状でお困りであればお気軽にご相談ください!
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