今回は姿勢についてお伝えします。
多くの方は自身の姿勢について良いのか、悪いのか一度は気になさったことはあると思われます。
良い姿勢とは、背筋がピンと伸びて胸が張られているような状態をイメージされて、
一方の悪い姿勢とは背中が丸くなり、顎が前に出ているような状態をイメージされるのではないでしょうか。
さて、前述のように姿勢は良い姿勢と悪い姿勢とで二分化されることが多いと思われますが、
果たして姿勢を良し悪しと二分化していいのでしょうか。
私は姿勢というのはその人がいる環境や状況に応じて変わっていくことが正しいのではないかと思います。
デスクワークなどでよくみられる悪いと言われる姿勢もその人にとっては楽な姿勢でエネルギー消費が少ない、いわゆる省エネ状態になります。
悪いと言われる姿勢は、身体の各部位の負担が強くなるため『長時間の同じ姿勢』は、腰痛や肩凝りの発症に繋がります。
しかし、これは悪いといわれる姿勢に限らず、良いと言われる姿勢も『長時間の同じ姿勢』は身体への負担になります。
姿勢について語っている私も日常生活では悪いといわれる姿勢で過ごしていることも多々あります、
ですが人と接する時には姿勢を切り替えたりとその環境や状況に応じて姿勢をコントロールして変えています。
デスクワークなどは長時間の座位姿勢を余儀なくされますが、姿勢をコントロールし、座位姿勢の型を増やす事で身体への負担軽減になります。
逆に言えば姿勢の型が少ない人ほど身体への負担は大きくなります。
姿勢をコントロールして、型を増やすためには失われた機能を再獲得する必要があり、
立位姿勢だと足部からの影響も考慮する必要がありますが、特に脊柱の失われた機能を再獲得することが中心になります。
施術で変化を出し、定着させるために継続し、かつ能動的にセルフケアなどを日常に取り入れてもらう事が重要になります。
お困りであればお気軽にご相談ください!
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