肩こりの原因(2025年04月07日 08時56分) 秋葉原ボディバランス整骨院

肩こりの主な原因の一つは、悪い姿勢です。長時間のデスクワークや不自然な体勢が筋肉に負担をかけ、肩こりを引き起こします。特に猫背やお腹を突き出した姿勢は、肩や首の筋肉を硬直させ、血流を悪化させることで緊張が蓄積します。その結果、肩こりにつながってしまうのです。正しい姿勢を意識し、習慣化することが肩こりの治し方の基本となります。

スマートフォンやパソコンを使うときの姿勢も肩こりを悪化させる大きな要因です。スマホを長時間見続けると、頭が前に突き出た状態(ストレートネック)になり、首や肩の筋肉に負担がかかります。同様に、パソコン作業での背中の丸まりや、肘を支えずキーボードを打つ姿勢も肩こりを助長します。デスク環境を見直し、肩や背中の筋肉に無理な負担をかけないよう工夫することが重要です。

運動不足も肩こりの原因となります。筋肉は適度に使われていない状態が続くと、筋力が衰えて姿勢の維持が難しくなります。また、運動不足による血流の滞りも筋肉を硬直させる要因です。一方、ストレスは自律神経のバランスを乱し、筋肉の緊張を引き起こします。これらが相まって、肩こりが慢性化してしまう場合もあります。運動習慣を取り入れることで、肩こりの予防と改善が期待できます。

肩こりを引き起こす要因には、日常の何気ない癖も関係しています。たとえば、片側に重心をかけて立つ癖や、重いカバンを一方の肩にだけ持つ習慣、また足を組み続ける座り方などは姿勢を歪ませ、結果的に肩や首に負担をかけます。また、不適切な枕や寝具の使用も肩こりの原因になります。これらの癖を意識的に修正することで、肩こりの発生を防ぐことができます。

肩こりを改善し予防するためには、正しい座り方が重要です。椅子に座る際は、背筋を自然と伸ばし、腰を深く椅子にかけるようにしましょう。膝の角度は90度を保ち、足の裏が床につく高さに調整することがポイントです。椅子は高さや座面の硬さが体に合っているものを選ぶと、無理なく良い姿勢を維持できます。また、長時間デスクに向かう場合は、定期的に立ち上がって体をほぐすことも重要です。