世界中でAIの利用と規制に関する議論が盛んですが、これはいい利用例。
5月28日の朝日新聞朝刊の記事で、AIによる画像診断の話が出ていました。離断性骨軟骨炎いわゆる子供の「野球肘」の画像をAIに学習させたところ、90%以上の確率でAIがひじの状態を判定できるようになったそうです。さらに学習を進めれば、肉眼では見落としがちな初期の診断もできるとのこと。野球をしている子供たちにはとても良い試みだと思います。
私見ですが、将来的にレントゲン、CT、MRIなどの画像診断はすべてAIの判断になり、医者は確認するだけになる時代が来るでしょう。それどころか診断から今後の治療方針、薬の選定までAI任せになるかもしれませんね。
※画像は5月28日朝日新聞朝刊より