旧優生保護法下における強制不妊手術被害において、原告全面勝訴の判決が最高裁から出ました。ここでは詳細に触れませんがニュース記事に対するネットの書き込みを見てびっくり。書き込みのほとんどが判決に否定的なのです。一部紹介します。
障害者の出産は社界全体の負担
自分の世話をさせるために子供を作るのか
生まれてきた子供がかわいそう
親に問題があると子供にも問題があることが多い
本人たちで子育てをこなすのは不可能
などなど。確かに書き込んだ方の言い分もわかりますが、障害児を持つ親としてはいたたまれない気持ちです。反論や議論をするつもりは全くありませんがこれだけは知っておいてください。
〇健常の両親から生まれた子供たちも、親の鬱や病気、虐待、育児放棄、経済的な事情等で相当数が児童養護施設で暮らしているということ。
〇誰でも事故や病気、けがなどで障害者になる可能性があること。