こんにちは!
RITS pilates&yoga studioの石岡です。
当スタジオで一押しのピラティスですが、そもそも
「ピラティスってなに、、、?」と思っている方も多いかと思います!
最近はピラティスブームがきているので「名前は聞いたことがある~」という方もいらっしゃるかと思います。
今回は、ピラティスの成り立ちを少しだけご紹介させていただきます!
ピラティスの成り立ちは、第一次世界大戦にまで遡ります。
ドイツ人のジョセフ・ピラティス氏は、幼い頃は病弱な体を持つ少年でした。ボクサー・体操選手として活躍していた父の影響で、さまざまなトレーニングや武術を修め、14歳の頃には解剖学書のモデルをするほどに健康的な肉体を手に入れました。そして、独自で様々な運動療法を研究していました。
ピラティス氏がサーカス団員としてイギリスに渡ったのが、1912年。当時はサーカス団員として活動するかたわら、スコットランド警察のトレーナーとして武術の指導をしていました。
1914年、第一次世界大戦が勃発すると、ドイツ人のピラティス氏は敵国の人間であったため、イギリスのマン島に捕虜として収容されます。
収容中に看護師として働くピラティス氏は、負傷兵が寝たきりでも身体を強化し、全身の機能を改善するエクササイズできるよう、病院のベッドを改造し、後のピラティス専用のマシンの原型となるエクササイズ器具を作り、リハビリ指導をしていきます。
ピラティス氏がマン島に拘留され、4年が過ぎた1918年、インフルエンザ(スペイン風邪)の大流行が始まりました。この大流行で、世界中で約5億人が感染し、5千万~1億人が亡くなったとされています。そんな中で、マン島に拘留されていたピラティス氏や、彼のエクササイズを行っていた囚人たちは、誰一人としてスペイン風邪にならなかったそうです。彼のメソッドは、筋肉や骨だけでなく、全身の機能に影響を及ぼす神経系や免疫システムにも効果を発揮したのです。
1919年、マン島の収容所から釈放されたピラティス氏はドイツに戻り、開発したメソッドを広める活動を始めました。1925年、ドイツ当局より新しい軍の訓練を頼まれた彼は、当時のドイツの政治的思考を好まなかったため、アメリカに渡ることを決意したのです。
本日はここまで!続きはまた今度~!