心身をリラックスさせ、ポジティブな気持ちにさせてくれるセロトニン。
「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの特徴を知っていきましょう。
【セロトニンって何?】
セロトニンは脳内に存在する神経伝達物質で、快楽ややる気などに関係するドーパミンや、恐怖心や不安感を引き起こすノルアドレナリンの分泌をコントロールしています。セロトニンの分泌が少ないと、慢性的なストレスや、イライラ感意欲や向上心の低下、うつ症状、不眠などの症状があらわれます。
【セロトニンの分泌を促す方法】
・日光浴
太陽光を浴びると目の網膜から脳内に信号が送られてセロトニンの分泌が促されます。
春~秋頃は曇りでも太陽光を10分~30分程度浴びれば良いとされています。
・リズム運動
歩く、走る、泳ぐ、自転車を漕ぐなど、一般的な運動がこれに該当します。
ヨガや瞑想、坐禅など丹田を意識した深いゆったりとした呼吸や、食べ物を20回以上ゆっくり味わって咀嚼(そしゃく)するなど、生命活動に必要な行動でもセロトニンの分泌が促されます。
・笑顔
笑ったり、笑顔になると表情筋の動きが脳に伝達されてセロトニンの分泌が促されます。笑顔の表情をつくるだけでも効果があると言われています。
・人との触れ合いやスキンシップ
「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌されることで、セロトニンの分泌を誘発させくれます。子供や恋人、ペットと触れ合ったり、心許せる友人や家族と楽しく会話するなどが効果的です。
・トリプトファンの摂取
セロトニンを合成するための材料となるトリプトファンは必須アミノ酸の一種で、体内では生成されないため食物で摂取する必要があります。
“トリプトファンが多く含まれる食材”
豆腐、納豆、味噌、醤油などの大豆製品
チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品
米、ごま、ナッツ類、卵、バナナなど
・腸内環境の改善
腸内でトリプトファンが吸収されて脳に送られセロトニンになるため、腸内環境を整えることも大事になります。
セロトニンの9割は腸内に存在すると言われていますが、脳のセロトニンとは違い主に腸のぜん動運動の促進が役割です。
仕事、家事、育児などでストレスが溜まることは誰でもあると思います。
心身共に健康でいるためにもセロトニンの特徴を知り、日々のちょっとした行動を意識してみましょう。
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