今の症状は冷湿布と温湿布どっちを貼ればいいんだろう。と迷った経験はありませんか?
今回は湿布薬の種類と特徴をお伝えします。
湿布薬には、主にテープ剤とパップ剤の2種類があります。
【テープ剤】
パップ剤に比べて薄く伸縮性があり、粘着性が高く剥がれにくいのが特徴で、関節などの動きが多い部位に適しています。肌色で匂いが少ないものが多いので、貼っていても目立ちにくくなっています。1日1回タイプのものが主流で、効果が長続きしますが長時間使用するため皮膚がかぶれてしまうこともあるので注意しましょう。
【パップ剤】
不織布に水分を多く含む軟膏を貼り付けたもので、1日2回タイプが主流です。粘着力はテープ剤と比べると弱いですが、かぶれにくく、貼った時の冷感が特徴です。背中や腰などの広い面で動きが少ない部位に適しています。
【冷湿布・温湿布】
テープ剤、パップ剤共に冷湿布と温湿布の2つのタイプがあり、冷湿布はメントールなどの冷感成分が含まれるため冷たく感じます。温湿布はトウガラシエキス(カプサイシン)の温感成分が含まれるため温かく感じます。
どちらとも消炎鎮痛剤を含んでいるので痛みや不快感を軽減するのに有効的ですが、湿布の冷たい・温かい感覚は表面的に感じているだけなので、身体の深部を冷やしたり、温めてはいない点に注意が必要です。
実際に身体を冷やしたり温めたい場合は、アイスバッグ、氷嚢、ホットパック、蒸しタオル、入浴などを活用しましょう。これらを湿布と併用することで、より効果的に身体の症状にアプローチすることができます。
基本的には冷湿布・温湿布も効果は同じなので、どちらを使うか悩んだ場合は、ご自身が心地よいと感じる方を使用するのがおすすめです。
【営業時間】
● 月曜〜土曜(木曜除く):11:00~22:00
● 日曜・祝日:10:00~19:00
※ 定休日:毎週木曜
〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエアB1F ザバススポーツクラブ川崎店内