カフェインを1日どのぐらい摂取しているか考えたことはありますか?
日常的にコーヒー、緑茶、紅茶、エナジードリンクなどカフェインが含まれている飲み物を摂取する機会は多いと思います。
今回はカフェインのメリットとデメリットをお伝えします。
【カフェインの脳内での働き】
疲労した際に体内で生成されるアデノシンは、脳を覚醒させるヒスタミンの放出を抑制します。
カフェインは、アデノシンと化学構造が似ている為、アデノシン受容体にカフェインが結合する事で、ヒスタミンの覚醒作用・興奮作用が阻害されず様々な効果が現れます。
【メリット】
・眠気を抑える
・集中力を高める
・鎮痛効果
・強心作用
・血流促進効果
・疲労感の減少
・抗酸化作用
・脂質の代謝を高める
・利尿作用
【デメリット】
・過剰に摂取するとめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠などが起こる
・消化器官への刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもある
・長期的に見ると人によっては高血圧になるリスクが高くなる
・妊婦が過剰にカフェインを摂取すると胎児の発育を阻害(低体重)する可能性がある
・鉄分などミネラルの吸収を阻害する
・利尿作用により体内の水分量が減少する可能性がある
【100mlあたりのカフェイン含有量の一例】
・エナジードリンク 32~300ml
・コーヒー 60mg
・紅茶 30mg
・玉露 160mg
・煎茶 20mg
・ウーロン茶 20mg
・コカ・コーラ 9.5mg
EFSA(欧州食品安全機関)が示したカフェインの安全性に問題のない摂取量は、健康な成人で1日400mg、妊婦.授乳婦で200mg、3-18歳の小児で3mg/kg体重までとなっています。
今回挙げた飲み物以外にも、チョコレート、ガムなどの食べ物や、風邪薬、鎮痛剤などにもカフェインが含まれています。
カフェインは様々な良い効果がある反面、過剰に摂り過ぎてしまう可能性があります。
成分表を確認する癖をつけるなど、自分が普段どのぐらいカフェインを摂取しているのかを知り、より良くカフェインと向き合っていきましょう。
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