健康の為にはバランスの取れた食事をとりましょう。とよく言われますが、実は食事の時の咀嚼(そしゃく)も重要なんです。
今回はよく噛んで食べるメリットを7つお伝えします。
1. 唾液分泌の促進
咀嚼の回数が増えることで唾液の分泌が促進されます。唾液は消化を助けたり、口腔内の細菌の活動を抑えるなど様々な効果をもたらします。
2. 食事の満足感
食事をしてから脳内にある満腹中枢が刺激されるまで通常20分~30分かかると言われています。
咀嚼をしてゆっくり食事をとることで満腹感が得られ、肥満の予防にも繋がります。
3.味覚の発達
噛む回数が増えると、食べ物が細かくなり、より多くの味覚情報を脳送るため、食べ物の味や風味を感じやすくなります。
4. 脳の活性化
よく噛んで食べる事で脳が活性化され、集中力や記憶力の向上、咀嚼時のリズム運動が幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」の分泌量を高めるとも言われています。
5. 栄養の吸収向上
食べ物をよく噛んで細かくすることで、胃腸での消化の負担を減らし、栄養が効率的に吸収されます。
6. 食後の代謝の向上
早く食事を済ませるよりも、ゆっくり食事をとるほうが食後のエネルギー代謝が高まります。
7. 血糖値の上昇がなだらかになる
よく噛んで食べることで、血糖値を下げるインスリンの分泌量が増え、食後の血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。
厚生労働省が一口 30 回以上噛んで食べることを目標とした、噛ミング 30(カミングサンマル)運動を提唱しているように、よく噛んで食べることと健康は密接に繋がっています。
よく噛んで食べる事に慣れていない方は
・咀嚼しきれていないうちに、次の食べ物を口に入れないこと
・食べ物が口の中にあるうちに、飲み物で流し込まない
・しっかり味わって食べること
を意識することで自然と咀嚼の回数が増えてきます。
ついつい仕事や育児などで忙しいと、早食いして咀嚼の回数が少なくなってしまうことが多いと思います。
まずはゆっくり食事の時間がとれる時に、よく噛んで食べることをから意識してみてはいかがでしょうか。
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