一般的にウイルスや病原菌などはくち、はなから体内へはいり、胃酸などで死滅しなない病原菌などは小腸のパイエル板に取り込まれ免疫細胞が退治します。
腸には免疫細胞の約70%が集まっており、これを「腸管免疫」と呼びます。
また、小腸から大腸にかけて生息している腸内細菌のバランスを整える事や、細菌の種類を増やす事で免疫細胞が活性化され免疫力アップが期待できます。
免疫力を高める食材
1.プロバイオティクス
プロバイオティクスとは腸で有益な働きをする細菌や酵母の事です。
これらは主に発酵食品やサプリメントから摂取できます。
・主な食品
ヨーグルト、キムチ、納豆、ぬか漬け、甘酒、ヨーグルト飲料、乳酸菌飲料、味噌、塩麹など
2.プレバイオティクス
プレバイオティクスとは、腸内の善玉菌を増やすための「エサ」となるオリゴ糖や水溶性食物繊維です。
腸内に届いてから善玉菌の増殖を促進し、腸内環境のバランスを保つ役割を果たします。
・オリゴ糖を含む食材
バナナ、りんご、玉ねぎ、ごぼう、にんにく、キャベツ、大豆など
・水溶性食物繊維を含む食材
オートミール、ごぼう、にんじん、玉ねぎ、オクラ、大豆、こんにゃく、海藻類、きのこ類、アボカド、プルーンなど
プロバイオティクスとプレバイオティクス両方を合わせて摂取する事でより効果的になると言われています。
これをシンバイオティクスと呼びます。
これらを日常の食生活に取り入れ、風邪に負けない健康な身体を築きましょう。
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