【お尻と腰痛の関係】(2024年10月16日 11時00分) ザバス鍼灸整体院 川崎

今回はなぜお尻を緩めると腰や背中の動きが楽になるのかについて話していきます。

なぜ楽になるのか、、ポイントは【胸腰筋膜】にあります。
胸腰筋膜とは、胸部や腰部にある筋膜で筋肉まわり・内臓まわりなど体全体を覆っています。
胸腰筋膜は腰部で二層構造になっており、「腹筋群を包む深葉」「大殿筋と広背筋を繋ぐ浅葉」に分けられます。
筋膜 は本来色々な方向に伸びるものですが、傷ついたり、特定の筋肉が過剰に働いたりしている場合にはその動きが悪くなってしまうことがあります。
一箇所の動きが悪くなるとその場所だけではなく、繋がっている他の部位もその影響を受けます。
筋膜 は筋肉以上に痛みを感知するセンサーの多い部分です。
そのため動きが悪くなったり、引っ張られ続けたりしていると痛みのセンサーが反応して痛みとして感じるようになります。
そのため筋膜の過緊張や線維化が、筋筋膜性の痛みに繋がると考えられています。筋膜の動きが悪くなれば、包まれた筋の動きも悪くなります。

胸腰筋膜はお尻から腰を通って背中の方までつながっている筋膜です。
なのでお尻の固さを緩めることは腰痛緩和に繋がります。





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