外反母趾が急増中!(2025年05月20日 18時00分) ザバス鍼灸整体院 川崎

こんにちは。
ザバス鍼灸整体院 川崎院です。

外反母趾はなぜ起こるの?

正しく知って、今できる対策を
「足の親指が小指側に曲がってきた…」
「靴に当たって痛い」
「見た目が気になる」

そんな悩みを抱える方に多いのが、外反母趾(がいはんぼし)です。
とくに女性に多く見られるこのトラブル。
実は見た目だけでなく、体全体に影響を及ぼすこともあります。

今回は、外反母趾の原因・症状・日常でできる対策をご紹介します。

外反母趾とは?
外反母趾とは、足の親指(母趾)の付け根の関節が内側に出っ張り、
指先が小指側に曲がってしまう状態のことをいいます。

このとき、関節の部分が靴に当たって炎症を起こしたり、
変形が進むことで痛みを伴うことがあります。

変形の程度には個人差がありますが、
曲がりが強くなると歩き方や体のバランスにも影響を及ぼし、
膝や腰への負担につながることもあります。

なぜ外反母趾になるの?
外反母趾の原因は一つではなく
いくつかの要因が重なって起こると考えられています。

主な原因とされているのは
・先の細い靴・ハイヒールの常用
→ 指先が圧迫されて変形しやすくなる

・遺伝的要因
→ 親が外反母趾だった方は、足の骨格の形や柔らかさが影響する場合も

・徐々に足のアーチが失われ扁平足になった方
→ 本来ドーム状である足の横アーチが潰れた
そのことが理由で指が外に逃げやすくなるため

・ハイハイの期間が短かった方
→生まれた時はみんな扁平足で、ハイハイの時期に足のアーチが育ち
形成されると言われています。これが理由でアーチが無いか低い方

また、現代人に多い
「足指をあまり使わない歩き方」
「足底の筋力の低下」
が外反母趾を進行させやすい要因といわれています。

外反母趾のセルフチェック
以下のような症状があれば、外反母趾の可能性があります。

親指が外側(小指方向)に傾いている
親指の付け根が出っ張っている、または赤く腫れている
歩くと痛みが出る/靴に当たってつらい
足幅が広くなった感じがする

※正確な診断が必要な場合は、整形外科を受診しましょう。

進行させないためにできること
外反母趾は、初期の段階であれば進行を防ぐことが可能です。
以下のような習慣を見直してみましょう。

⚫︎靴の選び方を見直す
つま先がゆったりしていて、指が自由に動かせる靴を選ぶ
ヒールはなるべく低く、長時間履かないようにする
足幅に合った靴(ワイズの確認)が大切

⚫︎足指を動かす習慣をつける
足指のグーパー運動や、タオルを足指でたぐり寄せる運動(タオルギャザー)
裸足で過ごす時間を増やすことで、足本来の使い方を取り戻す
※正しく出来ていないと逆効果になることもあるため、ご相談ください。

⚫︎姿勢や歩き方を意識する
かかと着地から足指で蹴り出す「正しい体重移動」を意識する
指を浮かせて歩く“浮き指”になっていないかチェックする

まとめ
外反母趾は、見た目だけの問題ではありません。
足元のバランスが崩れると、体全体の使い方にも影響が出てきます。

「手術するしかない」と考える方も多いかもしれませんが、
早い段階で気づいて、日常生活の中で足の使い方や靴選びを見直すことで
進行を防ぐことは十分可能です。

まずは今日、足指をしっかり意識して歩いてみるところから始めてみませんか?

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どこに行っても良くならない不調があって
困っているという方は一度ご相談を!
(担当:三田 月・火のみ)
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