「気づくと肩が前に出ている」「姿勢が悪く見える」
その『巻き肩』、実は見た目だけでなく、肩こり・頭痛・呼吸の浅さなど全身の不調を引き起こすサインかもしれません。
【主な原因】
巻き肩とは、肩が内側に入り込んだ状態のこと。
原因の多くは、スマホ・パソコン・家事・デスクワークなど、前かがみ姿勢の長時間化にあります。
この姿勢が続くと、胸の筋肉(大胸筋など)が縮まり、背中の筋肉(肩甲骨まわり)が引き伸ばされて緊張状態になります。
その結果、肩が自然と前に引っ張られ、首や肩の筋肉に常に負荷がかかる状態になってしまうのです。
【対策・解消法】
巻き肩を改善するには、まず正しい姿勢を意識することが大切です。
デスクワーク中は、頭の位置が前に出すぎないように注意し、肩を軽く後ろに引くように意識しましょう。
また、胸の筋肉をゆるめるストレッチや、肩甲骨を寄せるエクササイズも効果的です。
深呼吸をしながら胸を開くだけでも、縮こまった体がリセットされ、姿勢が整いやすくなります。
【放っておくと?】
巻き肩を放置していると、首こり・肩こり・頭痛・猫背・呼吸の浅さ・集中力の低下など、さまざまな不調を引き起こすリスクがあります。
さらに、見た目も実年齢より老けて見られる原因になり、自信のなさや気分の落ち込みにもつながるケースも。
日々のちょっとした違和感が、やがて慢性化した痛みへとつながる前に、早めのケアが必要です。
【当院での対応】
当院では、巻き肩を「肩の問題」としてではなく、全身のバランスの乱れから起こる結果と考えています。
肩だけを押したり揉んだりせず、骨盤や背骨、肩甲骨の位置を整え、自然に良い姿勢が取れる体へ導きます。
また、呼吸や重心のクセも整えることで、「気づいたら肩が開いていた」という感覚を取り戻す方も多くいらっしゃいます。
巻き肩は「ただの姿勢のクセ」ではなく、体の不調のスタートラインかもしれません。
今こそ、根本から姿勢を整えるチャンスです。お気軽にご相談ください。
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