「かかとがガサガサ」「足裏が硬くて靴下が引っかかる」
そんな足裏の角質、見た目や手触りの問題だけと思っていませんか?
実は角質の厚みや場所は、歩き方や体のバランスの乱れを教えてくれるサインです。
【主な原因】
足裏に角質ができるのは、摩擦や圧力から皮膚を守るための自然な反応です。
しかし、過剰に厚くなる場合は、特定の部位に負担が集中している証拠。
合わない靴、立ち方や歩き方のクセ、偏平足や外反母趾などの足の構造的な問題が背景にあることも多いです。
特に、かかとや親指の付け根、足の外側などに偏って角質ができる場合は、体重のかかり方がアンバランスになっている可能性があります。
【対策・解消法】
まずは靴選びの見直しが重要です。
足に合わない靴や底の薄い靴は、特定の部分に過剰な負担をかけます。
また、保湿ケアで皮膚の柔らかさを保つことで、角質の硬化やひび割れを防げます。
さらに、歩き方を整えることが根本的な解決につながります。
かかとから着地し、足の親指で地面を押し出す正しい歩行ができれば、足裏全体にバランスよく体重がかかり、角質の偏りも減っていきます。
【放っておくと?】
角質を放置すると、ひび割れや痛みを伴うことがあります。
さらに、皮膚が硬くなることで歩行時の衝撃吸収がうまくいかず、膝や腰に負担がかかる場合も。
また、角質の下にタコや魚の目ができると、痛みから歩き方がさらに崩れ、悪循環に陥ります。
【当院での対応】
当院では、足裏の角質を単なる皮膚の問題とは考えず、足の構造や全身のバランスからアプローチします。
骨盤・股関節・足首の位置を整え、正しい体重のかかり方に導くことで、角質が厚くなる原因そのものを減らしていきます。
施術後には、歩行や立ち方の改善ポイントもお伝えし、角質ケアと並行して再発しにくい足の使い方を身につけていただきます。
足裏の角質は、「足がどんな使われ方をしているか」を教えてくれるバロメーターです。
削るだけで終わらせず、原因から整えて、足元から快適な毎日を手に入れましょう。
★巻き爪のお悩みも相談できる『巻き爪研究所』も併設。お気軽にご相談ください。
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