削るほど悪化?魚の目を繰り返す「意外な理由」とは!(2025年08月11日 17時10分) ザバス鍼灸整体院 川崎

魚の目ができると、つい削ってスッキリさせたくなります。
しかし、削るだけのケアは一時的に軽くなるどころか、かえって悪化や再発を招くことがあります。
なぜなら、魚の目は単なる皮膚の問題ではなく、**歩き方や体のバランスの乱れが作り出している“結果”**だからです。

【主な原因】
魚の目は、同じ場所に繰り返し強い圧力や摩擦が加わることで、皮膚が硬くなり芯のように角化した状態です。
原因の多くは足に合わない靴・歩き方のクセ・足の構造的な問題。
外反母趾や偏平足などで足のバランスが崩れると、特定の部位に負担が集中しやすくなります。

特に、つま先や足裏の一部だけで体重を支える歩き方は、魚の目の温床になります。

【対策・解消法】
まずは足に合った靴を選ぶことが重要です。
つま先に余裕があり、足をしっかり支える靴を選びましょう。
理想的じゃないけど、どうしても履きたい靴という場合は
中敷きやパッドを使って圧力を分散させるのも有効です。

また、削るケアよりも体重のかかり方や歩き方を改善することが再発防止のカギ。
足指をしっかり使って歩く習慣や、足裏全体でバランスよく立つ意識が必要です。

【放っておくと?】
芯が深くなり痛みが増すだけでなく、痛みをかばった歩き方が膝・腰・股関節の不調を引き起こす可能性があります。
小さな足裏のトラブルが、全身に悪影響を及ぼすことも珍しくありません。

【当院での対応】
当院では、魚の目を足裏だけの問題としてではなく、全身の使い方とバランスの崩れが生んだ結果と考えています。
骨盤・股関節・足首の位置を整え、正しい重心の取り方や歩き方へ導くことで、魚の目ができにくい足元をつくります。

さらに、靴選びや日常動作のアドバイスも行い、角質も魚の目も出来にくい快適な足を目指します。

当院では、巻き爪も改善できる『巻き爪研究所』を併設していいます。
肩や腰の不調だけでなく「足」のご相談もお気軽にどうぞ^^